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若大将・原辰徳。東海大相模高校で父・原貢監督の下、甲子園に出場し、親子鷹として世間から注目を浴びた。その後東海大学へと進学し、ドラフト1位で読売巨人軍に入団。背番号8。
ほぼ同じ頃、アメリカでも背番号8を背負った親子鷹が誕生する。その名はカル・リプケン・Jr.であった。大型内野手であるという共通点、さらに両者とも新人王を獲得するなど、太平洋を挟んで比較されることが多かった。もちろん、それは日本国内でしかなかったが……。
リプケンが新人王を獲得したのは実質2年目のシーズンとなる82年。打率.264本塁打27、打点102が評価されたのだ。
その翌年、さらには91年にMVPを獲得し、リーグを、いやメジャーを代表する選手となったことは、みなさんご承知の通り。
もちろんリプケンの最高の勲章は2632試合連続出場という偉業。これは広島東洋カープの衣笠選手の記録を超越したものでした。
衣笠選手の偉業はすばらしいかぎりですが、リプケン選手がすごいのはメジャーでこの記録を達成したということ。メジャーは日本と違い、10連戦くらい普通にやります。20連戦でも珍しくはありません。さらに日本とは比べものにならない長距離移動、気候の差……。そして雨で試合が流れたら、翌日にその試合が行われるのです。それがダブルヘッダーになることはよくあります。
その鉄人が引退を表明しました。どんな選手にもこの日は訪れるものです。家族との時間を作りたいというコメントでしたが、リプケン以上にこの言葉が似合う選手はいないでしょう。
今年のオールスターファン投票でも3塁手部門で第一位。当然このオールスターが最後の出場になるはずです。ショートにはリプケンの愛弟子A・ロドリゲスが選出されます。20世紀のスーパースターから21世紀のスーパースターへバトンが渡される。そんな見方をすれば、今年のオールスター観戦方法もひと味違ってくることでしょう。































































































































